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新しいSF 637 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 03/01/30 22 56 新しいSF ラングドン・ジョーンズ編 うーん、これってSFなの? 普通のちょっと前衛的な小説ばかりじゃん。 難しくて、一回読んだだけではよくわからない作品も多い。 ジョン・スラデックの中編、全然分かりません。 一番分かりやすい作品は「適合する臓器提供者を求めて」という 詩で、皮肉にもこれが一番普通のSFっぽい。 あとは、パメラ・ゾリーンの「心のオランダ」、SFだとは 全然思わないけど、普通に小説として傑作だ。 「宇宙の熱死」超読みてー!!! あと、なんか野口さんの訳文が荒削りすぎるのも難解さを 加えている要因かもしれない。 あと好きなのは冒頭の「北線の14の駅」あたりかな、 これも全然普通の小説だけど。 あとはジェリー・コーネリアスものが入ってるのが特筆点でしょうか (北京交点)。 とりあえず1回通読した段階での点数は6点ぐらいでしょうか、 ただ、再読に耐える内容なので、2、3回と回数を重ねる毎に 点数上がりそうな予感がするけど。
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2019年の京都SFフェスティバルの合宿にて開催した企画「東北大SF研、中国SFを大いに語る」の配布資料を、本ページの添付ファイルとして公開しました。 企画の内容は勝手ながら提供者である下村の判断で拡散禁止としたため、内容そのものはその場限りのお楽しみということにさせていただいております。 なお、企画内容は本資料に沿ったものではありません。
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山本弘(やまもとひろし、1956年 - 2024年3月29日)は、日本のSF作家。洛陽工業高等学校電子科卒業。 主な作品には、『神は沈黙せず』(『SFが読みたい!』早川書房にて2003年第3位)、『アイの物語』(同前、2006年第2位)のほか、2010年にテレビドラマ化された『MM9』(同前、2008年第2位)がある。 『去年はいい年になるだろう』で第42回星雲賞・日本長編部門(2011年)を受賞し(*1)、「多々良島ふたたび」で第47回星雲賞・日本短編部門(2016年)を受賞した(*2)。 【画像】『MM9』文庫版 【画像】『去年はいい年になるだろう』 ほか、SF に関する著作としては『トンデモ本?違う、SFだ』(正・続)などがある。 と学会の会長を長年務め、様々なトンデモ本の収集・紹介などを行ってきた(2014年4月に会長辞任、と学会からも引退(*3))。 と学会名義の共著として『トンデモ本の世界』、『トンデモ本の逆襲』や『と学会年鑑』シリーズなどがある。 また、超常現象などに対する懐疑的なスタンスでの著作として『超能力番組を10倍楽しむ本』、『謎解き超常現象』(ASIOS名義での共著)などがある。 【画像】共著 『検証 大震災の予言・陰謀論 “震災文化人たち”の情報は正しいか』 ほかにエッセイ『宇宙はくりまんじゅうで滅びるか?』、環境問題に関する著作『“環境問題のウソ”のウソ』を出版したほか、『魔境のシャナナ』(週刊コミックバンチ連載、全4巻)では漫画原作者として活動するなど、活動分野は幅広い。 2024年3月29日に誤嚥性肺炎により68歳で逝去(*4)。 ノストラダムス関連 超常現象を懐疑的な視点でまとめた『トンデモ超常現象99の真相(未作成)』(共著)では、ノストラダムス予言の項を担当した。 また、『トンデモノストラダムス本の世界』(1998年)と『トンデモ大予言の後始末』(2000年)で、日本で出版されたほとんどのノストラダムス本の紹介を行った。 上掲書に掲載されなかった補遺については、公式サイト上に「トンデモノストラダムス本の世界番外編」(外部リンク)として掲載されている。 『トンデモノストラダムス本の世界』出版後、ノストラダムスの懐疑的な論客として多くのメディアの取材を受けた。 そのひとつとして『日本の論点99』のノストラダムス現象の項では、懐疑派の代表として寄稿した。ちなみに信奉者側の代表は五島勉だった。 ノストラダムスやUFOなどを扱った漫画『直撃!人類滅亡超真相』(寺嶋としお画、少年チャンピオンコミックス)では、原作を手がけた。 また『ニセ科学を10倍楽しむ本』(2010年)では、2012年滅亡説に関連し、1999年のノストラダムスブームについての手際の良い要約がある(下に掲げたカバーイラストでも右上にノストラダムスが描かれている)。 【画像】『ニセ科学を10倍楽しむ本』 外部リンク 山本弘のSF秘密基地 山本弘の新SF秘密基地BLOG 山本弘のリハビリ日記 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
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永遠の森 博物館惑星 著者:菅浩江 京都府京都市生まれ。菅原道真の血を引いている。 夫はガイナックス統括本部長の武田康廣。 着物大好き。 主な著作 『ゆらぎの森のシエラ』 朝日ソノラマ文庫(1989) 『<柊の僧兵>記』 朝日ソノラマ文庫(1989)、徳間デュアル文庫(2000) 『歌の降る惑星 センチメンタル・センシティヴ・シリーズ』 角川スニーカー文庫(1990) 『うたかたの楽園 センチメンタル・センシティヴ・シリーズ』 角川スニーカー文庫(1991) 『鷺娘 -京の闇舞-』 朝日ソノラマ文庫(1991) 『メルサスの少年 「螺旋の町」の物語』 新潮文庫ファンタジーノベル(1991)、徳間デュアル文庫(2001) 1992年 第23回星雲賞日本長編部門受賞作 『オルディコスの三使徒1 妖魔の爪』 角川スニーカー文庫(1992) 『雨の檻』 ハヤカワ文庫JA(1993) 1993年 第24回星雲賞日本短編部門受賞作『そばかすのフィギュア』を収録 『暁のビザンティラ(上・下)』 ログアウト冒険文庫(1993) 『氷結の魂(上・下)』 トクマノベルズ(1994) 『オルディコスの三使徒2 紅蓮の絆』 角川スニーカー文庫(1994) 『オルディコスの三使徒3 巨神の春』 角川スニーカー文庫(1995) 『不屈の女神 ゲッツェンディーナー』 角川スニーカー文庫(1995) 『鬼女の都 The Spirit of Kyoto』 祥伝社(1996)、ノン・ノベル(2001) 『末枯れの花守り』 角川スニーカーブックス(1997)、角川文庫(2002) 『永遠の森 博物館惑星』 早川書房(2000)、ハヤカワ文庫JA(2004) 『夜陰譚』 光文社(2001) 『アイ・アム I am. 』 祥伝社400円文庫(2001) 『五人姉妹』 早川書房(2002)、ハヤカワ文庫JA(2005) 『歌の翼に ピアノ教室は謎だらけ』 祥伝社ノン・ノベル(2003) 『ブレシャス・ライアー』 光文社カッパノベルス(2003) 『おまかせハウスの人々』 講談社(2005) (http //www.gainax.co.jp/hills/suga/index.htmlを参照) 用語解説 愛と美の女神<アフロディーテ> 地球と月の重力均衡点のひとつラグランジュ3にぽっかりと浮かんだ、既知の宇宙でもっとも大きな博物館。重力はマイクロ・ブラックホール方式で制御されているらしい。 美の男神<アポロン> 総合管轄部署。芸術を、分野を超越した高い分野から分析検討するための部門。 記憶の女神<ムネーモシュネー> 直接接続対応データベース・コンピュータ。<カリテス>システムを束ねる。<アポロン>の人間は彼女と直結しており、好きなことを好きなように検索できる。 三美神たち<カリテス> 優秀なデータベース。輝き<アグライア>、喜び<エウプロシュネー>、開花<タレイア>の三人。 詩と音楽の女神<ミューズ> 音楽や舞台、文芸全般を担当する部門。<アグライア>によって支援されている。 知恵と技術の女神<アテナ> 絵画や工芸を担当する部門。<エウプロシュネー>が支援する。 農業の女神<デメテル> 動植物園を扱う部門。<タレイア>によって支援される。 以上はすべてギリシャ神話から。 主要な登場人物 田代孝弘 <アポロン>所属のエリート学芸員。または体のいい調停役。主人公。 エイブラハム・コリンズ 田代の上役。所長。 ネネ・サンダース 男物の黒いオール・イン・ワンを着ている中年の黒人女性。<アテナ>に所属するベテラン学芸員。 カール・オッフェンバッハ 分析室室長。二メートルを超える長身。 マシュー・キンバリー 最新型のインターフェイスを持った新人。行動が子供じみているが、著者曰く、純粋、らしい。 田代美和子 孝弘の妻。 Ⅰ 天上の調べ聞きうる者 脳に腫瘍ができて入院した売れない音楽家が書いた一枚の絵。ただの落書きにしか見えないこの絵を、ある著名な美術評論家と脳神経科の患者たちは『究極美』だとして絶賛した。果たして、この絵は本当に究極の美なのか、それとも脳の障害が見せた幻覚に過ぎないのだろうか。 シリーズを一貫したテーマである「芸術とは、在るがままに感じとるべきなのか、それとも様々な理論を持って示されるべきものなのか」という問題を提起する話。 Ⅱ この子はだぁれ 人形を愛する夫婦が手に入れた一体の人形。その表情が気になった夫婦は人形の名前を知りたいと考え、<アフロディーテ>を訪れる。いくつかの矛盾を内包するこの人形に込められた想いとはいったい何なのか、その答えを追い求めることで人形の名前が明らかになっていく。 <ムネーモシュネー>の実力を示すための話。<ムネーモシュネー>は決して万能などではなく人間を補助するものでしかないが、同時にその処理能力のおかげでかなりの補助ができますよ、という内容。 Ⅲ 夏衣の雪 笛方・十五代目鳳舎霓生は自らの家元襲名披露の場において『夏に雪を降らせる』という奇跡を行う。 だが、この奇跡に必要と言われている一枚の着物が見当たらない。十五代目鳳舎霓生の兄が怪しいと考えた田代は、彼が着物をどこに隠したのかを見つけ出そうとする。 SFよりもミステリーの要素が大きい話。というより、SFらしい描写がほとんどなく、田代には探偵のような役割が振られている。 Ⅳ 享ける形の手 14歳で世界的舞踊家としての頂点を極めたシーター・サダウィは30歳になっていた。周りとの軋轢と加齢により既に落ち目として認識されていた彼女は、初めて自らの踊りの演出をすべて自分で決定する機会を手に入れる。<アフロディーテ>の全面的なバックアップを受けるこの公演で彼女は自らの踊りとどのような決着をつけるのか。 なんというか、SFの要素などどこにもないような気がする…。強いて言えば、科学技術による人の想いの歪曲、とかだろうか。よくわからん。 Ⅴ 抱擁 既に引退した元学芸員。彼が<アフロディーテ>に戻ってきた理由は、かつて得ることができた学芸員の至福をもう一度味わうためだった。最新型を扱う新人に蔑まれながらも、同時に過ぎ去った幻を追う先輩を哀れんでしまうネネ。彼女は先輩である元学芸員に危険なまねはしないように懇願するが、それでも彼の覚悟を止めることはできなかった。 人の世代交代よりも遥かに早い技術革新。わずかな年月で時代遅れといわれてしまう人々の苦悩を描いた話、かな。ま、アップデート位できるようにしておいて欲しいものだ。 Ⅵ 永遠の森 遺伝子を組みかえられた植物の移り変わりを持って時間を計るバイオ・クロック。その傑作である『エターニティ』は、とある人形『期待』の盗作として訴えられていた。かつて恋人同士だったそれぞれの作者が死んだ後、二つの作品は比較検討されることになる。その人形作家から様々な盗作を行ったと訴えられている『エターニティ』の作者。彼がバイオ・クロックに込めた想いは本当に人形作家に対する嘲笑だったのだろうか。 表題作。マシューが大人の階段を上り始める話でもある。技術の発展によって未来に託せる様になった想い、とかを描きたかったのではないかと。 Ⅶ 嘘つきな人魚 <アフロディーテ>の海の底にあった人魚の象。かつてそれを見た少年は、人魚に謝りたいのだ、と田代に告げる。少年の謝罪はいったい何に対しているのだろうか。 事故などによって強制された機械仕掛けの体。そうなったとき果たしてどこまでが人間と言えるのか。機械を介して行われる行動は人間の行動と言えるのか、といった話。ちなみに、美和子が予告家出した話でもある。 Ⅷ きらきら星 小惑星イダルゴから異星人が置いたと思われる植物の種子と五角形の彩色片数百が見つかった。種子の解明は順調に進んだが、色彩片数百の組み立て方が分からない。そんななか、ある図形学者は図形の中の隙間を楽しむ、という発想を得る。その結果として人類が得たメッセージとは黄金率そのものであった。 異星人の出てこないファースト・コンタクトもの。隙間を楽しむと言う発想は個人的には結構好み。完璧なだけでは何事もつまらないものなのだ。 Ⅸ ラヴ・ソング 皇帝と呼ばれる老ピアニスト。幾つもの無理難題を言い続けた我が侭な彼女の本当の狙いは…。と言う話なんだが、まとめづらいな、この章は。 一話目から出てきていた『九十七鍵の黒天使』と呼ばれるピアノと田代の妻の美和子が初登場するなど、様々な伏線が回収される。その上で、愛は理屈を超越するというロマンチックなテーマによってシリーズで締めくくる。ただ、綺麗な話だとは思うのだが、マシューとユリウスが田代に喧嘩を売っているとしか思えない言動を取りまくってくれるので、その余波で美和子にたいする印象も下がること下がること。なにかしら意図があってやったのかもしれないが、なんだかなぁ。 総評 『ベストSF2000 国内篇一位』や『第32回 星雲賞』を受賞していながらどちらかといえばSF色の薄い作品…、というか設定だけ。また、『第54回日本推理作家協会賞』を受賞もしているが別にミステリーでもない。実は『美』というものの扱いを全面に押し出したラヴ・ストーリー。個人的には好みで、一冊の本としてのできは素晴らしいと思うが、一方で本当のSF好きには物足りないだろう。 せっかく用意した様々なSFのギミックを巧く話しに絡めることなく、設定としてだけ使っているのは勿体無い。ミステリーとしての技法を用いるのならば、SFの要素をもっと慎重に扱ってSFミステリーにすればもっと面白くなったのに、という意見があった。 まぁ、SFの初心者辺りに進めるには良い作品だと思う。 追記 上記の『五人姉妹』という作品に、この本には未収録の話『お代は見てのお帰り』が入っている。 2019.02.24 Yahoo!ジオシティーズより移行 http //www.geocities.jp/tohoku_sf/dokushokai/aphrodite.html なお、内容は執筆当時を反映し古い情報・元執筆者の偏見に基づいていることがあります by ちゃあしう
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SFをやる平均時間は? 選択肢 投票 30分~1時間 (0) 1時間~2時間 (0) それ以上 (0) 30分以下 (0) 10分もやってない・・・。 (0)
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90年代SF傑作選 263 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 02/08/15 00 26 90年代SF傑作選・上巻 サモリオンとジェリービーンズ ニール・スティーヴンスン 「第一分散型民主国家」とか、いちいち格好いいです。 コロンビヤード スティーヴン・バクスター バクスター小説上手くなったよな、としみじみ。オチも綺麗。 エウロパのスパイ アレステア・レナルズ ニュー・スタンダードというべきか。この人の作品もっと読みたい! フラッシュバック ダン・シモンズ 日本がこんなブイブイいわせてるときもありましなぁ、って。 魂はみずからの社会を選ぶ コニー・ウィリス SFもこんな遊びが出来るようになったか、と。筒井康隆は昔からやってたけど。 バーナス鉱山全景図 ショーン・ウィリアムズ 謎が謎を呼び謎で終わる。イーガンといいオーストラリアでは今一体何が・・・(笑 とりあえず激賞。自分の中で上下巻通じてのベスト。 オルドヴァイ峡谷七景 マイク・レズニック いつものアフリカ物。しかしちゃんとSFしてます。いい感じ。 永遠に、とアヒルはいった ジョナサン・レセム む~これはわからん・・・。 わが家のサッカーボール イアン・R・マクラウド これも自分は若干苦手・・・。 存在の系譜 デイヴィッド・ブリン ブリンにしてはえらく地味な。 羊飼い衛星 アレン・スティール 叙情SFか。なんか祭りの後って感じだわ。 80年代サイバーパンク終結宣言 ブルース・スターリング イスラムの原理主義の人かと・・・なんかしみじみ痛切。 ちょっと初心者向けとは言い難いのだけど(ストレートなSFが少ない) それは成熟故だろうか。SF者は必読だす。 9点 90年代SF傑作選・下巻 マックたち テリー・ビッスン ビッスンってこんなのも書けるんだ。 ホームズ、最後の事件ふたたび ロバート・J・ソウヤー あ~波動関数収縮モノね、と思って読み進めるととんでもねぇ。爆笑。 理解 テッド・チャン ちょっと昔の日本SFを思わせるな。 誕生日 エスター・M・フリーズナー フェミSFは苦手。 フローティング・ドッグズ イアン・マクドナルド この人のSFじゃないふりをしつつ、どんどんSFになる感じは良いわ。 「じゃんけん」も早く発売してください。 標準ローソク ジャック・マクデヴィット 叙情SFその2。しみじみ。 人間の血液に蠢く蛇 ジェイムズ・アラン・ガードナー 出だしは面白いんだけど、オチが弱いかな。 ルミナス グレッグ・イーガン いつもの「すごい発見をくだらねぇことに使う」パターンが無いのが無念。 けど発想はやはりとんでもないですな。 棺 ロバート・リード 田中啓文もここまで突き詰められたらなぁ、などと思いつつ・・・。 ダンシング・オン・エア ナンシー・クレス 前書きにあるようにバレエ+ナノテクで勝ったも同然というか。 萩尾望都もこーゆー方向にいって欲しかったような。 上巻よりゆるいというか地味な作品が多いかな。 悪くはないけども。8点 22 名前: でへ 02/04/15 01 16 90年代SF傑作選(上・下) すごい面白かった、一番のオキニはイアン・マクドナルドの作品だったけど、 他にも面白い作品が目白押し、上下巻で2000円近くするけど、買って損は ないと思う。 8点 23 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 02/04/15 04 24 22 私も読んだので 90年代SF傑作選(上・下) ハヤカワ文庫 とりあえず20世紀SF1~6とあわせて必携のアンソロジー。 作品にバラつきはあるが、きっと気に入りが見つかるはず。 個人的にはカナダ、オーストラリア作家に発見多し。 ただし、シモンズ、スティーヴンスンといった長編作家に無理に ページを割いて、短編中心の作家の作品が漏れてるのが ちょっと不満なので、採点は 8/10点 詳細な感想はここ参照 ../../natto_sf/1017/1017426559.html 43 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 02/04/26 00 11 「90年代SF傑作選」より 『エウロパのスパイ』アレステア・レナルズ ディティールはまあまあ良いが(ちょっと陳腐か?)、話の筋がひどい。 特にラストの唐突さ・チープに呆然。思想的な面白みもないし、3点。 『ホームズ・最後の事件、ふたたび』ロバート・J・ソウヤー バカSFとして笑えるが、アイデアはちょっと強引で受け入れがたい。波動関数収縮ネタは、 そこらへんの線引きが微妙……7点。 68 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 02/05/13 00 42 マイク・レズニック「オルドヴァイ峡谷七景」(90年代SF傑作選) 主人公の、遺物を通して当時の所有者に感情移入出来るという能力がどうしても 納得いかない。この作者は、科学的ディティールをちょっと疎かにしすぎではない か?キリンヤガも、コロニーの形態がまったく説明されないので、最後まで尻の穴 がむずむずする感じだった。 あと、綺麗に発掘するにはナントカ星人の触手が必要だ、とか書いてあったがそれ くらい機械作れよ、と小一時間(以下略 ところで、仲間を殺して武器を作るなんてことがあるんだろうか……。 6点。
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日本のSF作家 あ行 秋山完 秋山瑞人 /(秋山瑞人のミサイルやイリヤその他) 我孫子武丸 安部公房 網野善彦 新井素子 /(新井素子の【絶句】を語ろう) 荒巻義雄 荒山徹 有川浩 池上永一 石原藤夫 石持浅海 伊藤計劃 伊藤竜太郎 稲生平太郎 井上剛 岩本隆雄 冲方丁 /(沖方一のマルドゥック・スクランブルご飯) 梅原克文 虚淵玄 海野十三 /(海野十三) 円城塔 大槻ケンヂ /(【一応】大槻ケンジのスレ【星雲賞】) 大原まり子 /(大原まり子) 大森望 /(大森望ってどうよ?) 小川一水 /(小川一水@SF板) 押川春浪 荻野目悠樹 恩田陸 か行 鏡明 梶尾真治 /(【黄泉がえり】梶尾真治 第4章【黄泉びとしらず】) 上遠野浩平 樺山三英 川上稔 川端裕人 川又千秋 神林長平 /(神林長平~魂の駆動体~) かんべむさし /(かんべむさし) 菊地秀行 /(菊地秀行批評スレッドⅡ) 貴志祐介 北野勇作 /(北野勇作) 機本伸司 吉来駿作 桐生祐狩 今日泊亜蘭 銀林みのる 栗本薫(中島梓) /(【100巻?】栗本薫のグインサーガ9【なにそれ】) 谺健二 琴音 小林恭二 小林泰三 /(小林泰三 その2) 小松左京 /{★小松左京 第3巻★) さ行 最相葉月 坂本康弘 桜坂洋 桜庭一樹 佐々木禎子 笹本祐一 佐藤哲也 椎名誠 /(超常小説椎名誠) 殊能将之 新城カズマ 菅浩江 /(菅 浩江のアイ・アムで泣いた人の数→) 瀬名秀明 た行 高千穂遙 /(___高千穂遥___) 高野史緒 高橋弥七郎 竹内薫 田中光二 田中哲弥 田中啓文 /(田中啓文) 田中芳樹 谷甲州 /(谷甲州総合-星空の五人) 筒井康隆 /(筒井康隆総合スレッド part5) 津原泰水 手塚一郎 飛浩隆 /(飛浩隆/グラン・ヴァカンス 廃園の天使) 富野由悠季 /(富野由悠季) とりみき 豊田有恒 な行 中井拓志 中井紀夫 楢山芙二夫 成田良悟 難波弘之 仁木稔 沼正三 野尻抱介 野田昌宏 は行 萩原規子 萩原麻里 長谷敏司 林譲治 板東眞砂子 半村良 /(半村良伝説) 火浦功 /(火浦功) 照下土竜 平井和正 /(【地9樹の女神】平井和正【9リスタル・チャイルド】) 平谷美樹 平山瑞穂 広瀬正 /(★★★★ 広瀬正 ★★★★) 福井晴敏 福島正実 /(作家・福島正美) 藤木稟 藤崎慎吾 藤田雅矢 古川日出男 /(■古川日出男『アラビアの夜の種族』■) 古橋秀之 星新一 /((゜д゜)ようこそ地球さん・・・星新一の夢世界2) 星野ぴあす 堀晃 /(堀晃) ま行 牧野修 /(★牧野修はいかがですか?(2皿目)★) 町井登志夫 眉村卓 /(今こそ「眉村卓」について語るときじゃないか?2) 三雲岳斗 水見稜 光瀬龍 /(光瀬龍で好きな作品) 宮部みゆき 森岡浩之 森下一仁 森奈津子 諸星大二郎 や行 山尾悠子 山田風太郎 山田正紀 /(【神獣聖線】山田正紀を語れpart2【完結?】) 山中峯太郎 山野浩一 山之口洋 山本一郎 山本弘 夢枕獏 吉川良太郎 /(吉川良太郎「ボーイソプラノ」は) 横田順弥 横光利一 米田淳一
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アナウンス 当方、岩手大学SF研究会は、二十余年の歴史を持ち、 学友会に加盟する(=公認)サークルです。 活動内容は、メディア、カルチャーとしてのSFの研究。実際の活動としては、 会員の創作を集めた会誌の発行や、不来方祭への参加などがあげられ、 過去にはビデオ映像の撮影も行ったことがあります。 新入会員を随時募集しています。 年齢・学部等問いません。学外の会員も居ります。 SFに限らず、 創作 評論 Anime Manga ラノベ ゲーム(電源必要) 情報技術 hydeの身長(156cm) 特撮 ミリタリーなどなど、 タイムリーな話題から懐古まで、 結局のところ、よろず的に手がけています。 活動場所は、サークル棟306共用室。 年会費は1200(心の維持費+800)円の合計2000円で、4月に徴収。 活動援助金をいただいているサークルのため、金銭負担はほとんどありません。 コンタクトを取りたい方は掲示板や、電子メール等でどうぞ。 直接訪ねてきてもかまいません。大歓迎しちゃいます。 特に近年は少子高齢化が進んでいるため、 ルーキーはためらわずにどうぞ。 追記 今年で30周年らしいです。
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立命館大学SF研究会のサイトです。 常時新規会員募集。お気軽にお尋ねください。年会費無料。 (*参加希望の方は事前にritsfa★gmail.comに連絡 or 飛び込みでもOK) 後期例会 毎週木曜・会場不定 skype読書会のお知らせ 10/15 北野勇作『きつねのつき』(河出書房新社) (学内外問わず、参加希望の方はskypeid→tiroly まで。 当研究会では2011年度の新入会員を募集しております。 長期の断絶を経て昨年度復活したばかりのサークルです。 「ゼロからはじめるSF」をコンセプトに新回生に限らず、 学内ならびに学外の人材を広く募集しております。 ガチガチのSF者のあなたも、ラノベマニアなあなたも、幻想文学読みなあなたも、 これから本好きになりたいというあなたも、御気軽にどうぞ。 兼部歓迎、年齢性別種族出身星不問。 見学・入会希望やご質問その他の御連絡は ritsfa★gmail.com からお願いします。(★→@) 【主な活動内容】 1. 例会 雑談。 2. 読書会 特定の本を輪読して、それについて感想や考察などを述べあう。扱う本の予定などはこちら。 3. 機関誌の発行 レビューとか創作とかetc 4. 他SFサークルとの交流:近辺の他学サークルや一般SFサークルとの交流ができればいいですよね、というお話。 5. 飲み会など 季節の節目に。 年会費:無料(会誌作成の費用などはその時に応じて集金)
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2012年度部長が勧めるSF10作 全体的に短篇集が多いが、個人的実感として短編こそが純粋なSF的センスを味わえる舞台であると思う。若干ネタバレがあるかもしれないが致命的ではないはず。SFではないのが混ざっているが些細なことだ。 作成 松村 2012/08/23 ゴルディアスの結び目 言わずと知れた小松短編の最高傑作 ここで小松はダンテと一般相対論を足してそのまま煮しめるという彼にしかできない離れ業をやってのける。オカルト+物理をかっこ良さと素早いテンポで押し切る手腕はやはり見事。一連のゴルディアス4部作は小松SFの真髄を味わえる最高の一冊。 【部室にある】 結晶星団 これも小松短編の傑作。今度は星で作られた星系レベルの結晶構造の中央にある黒い「領域」が凄い。キリスト教的世界観に超古代凡銀河文明の遺跡とかこれまた怪しい設定がてんこ盛り。これもテーマとしては本質的にはゴルディアスに通じている。 【部室にある】 ソラリス 説明不要な名作。個人的なSF回路に特にビンビンくる点を挙げると綿密に組み上げられたソラリス史の細かさ。SFの神は細部に宿るとはこの事。翻訳の違いで新板と旧版があり基本的に新板で読むべきだが、旧版の変なソラリス用語も趣があってよい 【部室にある】 夜来たる アシモフ初期の短編。アシモフの短編集の中では一番好き。たしか高校生のときに読んだけど「ホステス」が特に印象に残っている。 【絶版】 停滞空間 これもアシモフ短編。単純にどれも面白くて印象的な作品が多い。「ナンバー計画」と「最後の質問」が好きかな 【絶版】【部室にある】 中性子星 リングワールドでお馴染みラリー・ニーヴンの短篇集。ノウンスペースシリーズの一部だがこの一冊から読んでも面白い。やっぱりニーヴンらしいユーモラスで個性的な宇宙人がかわいらしいと思う。たまにはスペースオペラを読むのもいい 【絶版】【部室にある】 ひとりっ子 グレッグ・イーガンの短篇集。正直イーガンの“お話”は嫌いだが現代ハードSFを語る上でこの作家を読んでいないという選択肢はありえない。SFとしてのクオリティは現役作家の中でこれ以上ないと思う。この作品では「ルミナス」がSFとして面白いと思う。公理の矛盾を突いて現実世界に干渉するというのはSFに大切なワクワク感を猛烈に感じさせる。 【部室にある】 ウィザーズ・ブレイン 魔法・情報制御と呼ばれる仮想の物理理論と滅びつつある世界に向かい合う少年少女の物語。練りに練られた世界観と設定がこの上なく魅力。演算で物理世界に干渉するのは上の「ルミナス」と一部共通している。仮想理論といっても物理屋が書いたもので物理系の学生では特に読み応えを感じることができるはず。ちなみに小学生時代に友人に勧められて読んだ最初のラノベで、部長のSF的原点はここにあるといっても過言ではない。 【部室にある】 クリムゾンバーニング 1900年代初頭アメリカで社会主義革命が成功した世界でのお話。本編では1940年代後半に日英同盟と社会主義合衆国と衝突する。各国の実在名物指導者や軍人が出てきて大暴れするというこれまでありそうで無かったキャラ物仮想戦記。何より作者のお得意のくどい描写が売りで、砲弾一発レーダーひとつ使うのにそのスペックから開発史まで数ページにわたって解説が入る。作中作の官能小説「社会主義者はメイドスキー」でちょっと有名。 REDLINE あの小池健が7年かけて制作した映画。監督ならではのアクの強いデザインとノリの良さが一部の人間を強烈に惹きつけて止まない。部室で上映してもその素晴らしさについて部員の賛同は得られなかった。まあとにかく細かいことを気にせず鑑賞するととても気持ちがいい。それとロボワールド側の登場人物がとってもかわいいからオススメ 2012年度副部長が勧める10作 好きなものを適当に詰め込んでみた。SFじゃない?細かいことはいいんだよ! ARIA(天野こずえ) 私をこの世界に引きずり込んだといっても過言ではない漫画・アニメ。絵の描きこみが美しく、背景を読んだりしてうっとりできる。アニメも作画、音楽、オリジナル回のクオリティの高さなど、ゼロ年代のアニメの中では屈指の出来だ。 【部室にある】 タビと道づれ(たなかのか) 同じ一日を繰り返す街が舞台のループもの。作者の魂の叫びともいえる、ポエミーな表現は賛否分かれるところだが、それが気に入ったら絶対に楽しめる。ストーキングおまわりさんことニシムラさんの変貌っぷりも見どころの一つ。 【部室にある】 すみっこの空さん(たなかのか) 大雑把にいえば哲学要素のあるよつばと。世界のありとあらゆるものが純粋でとても繊細な心をもって描かれていて、ハッとさせられる。それでいながら、時折突き刺してくる暗いエピソードもあってそれがたまらなく好き。言うまでもなくほぼ毎回登場するポエム的表現も見どころのひとつだ。 ボトルネック(米澤穂信) 『氷菓』の原作者、米澤穂信氏の作品。ミステリーでありながら、SF的な要素も持っている。救いのない暗さがいい。 【部室にある】 魚舟・獣舟(上田早夕里) 上田早夕里の短編集。菌によって日本列島が危機に陥る「くさびらの道」、ある殺人鬼の半生を描いた「小鳥の墓」がよくできている。どの作品も安易なハッピーエンドに逃げず、重い内容をしっかりと描いている。 【部室にある】 銀河英雄伝説(田中芳樹) 銀河の歴史がまた1ページ…。同盟派です。 【部室にある】 日本以外全部沈没 パニック短編集(筒井康隆) パニック短編集とあるとおり、ドタバタしてる。「ヒノマル酒場」「パチンコ必勝原理」「日本列島七曲り」「農協月へ行く」とかハチャメチャで面白い。 旅のラゴス(筒井康隆) 旅をし続ける男ラゴスの人生を描いた小説。ラゴスの人生の歩みも面白いのだが、その旅の道中で出会い別れていく人々の物語としてもそれぞれよくできていて、筒井康隆の引き出しの多さを感じさせる。筒井康隆の作品の中では読みやすい方で初心者にもオススメできる。 青い花(アニメ版) 志村貴子の原作もよくできているが、アニメ版は相当すごい。原作を生かしつつアニメオリジナルの結末を引き出していてすごく美しい。OPは百合とはどんなものかということを描いている。 アキタランド・ゴシック(器械) 少し不思議系4コマ。独特の絵柄で最初は面食らうが、宇宙人、ゾンビ、ロボットなんでもござれの世界観にどんどんはまっていく。できればもう少し続いてほしかった…